2012年5月16日水曜日

登記事項証明書(登記簿)オンライン請求

その後、法務局から追加の連絡もなく、そろそろ移転登記が完了した頃です。後は登記事項証明書(登記簿)を取って税務署やらの手続きです。が、色々あってしばらく外出できなくなってしまいました。

登記事項証明書は郵送でも請求できたな、と調べていたら今は簡単にオンライン請求が出来る様です。『登記・供託オンライン申請システム』という名称で、アドレスは法務省のサブドメインです。法務省が運用してるのでしょうか?

webで行う『かんたん証明書請求』と専用ソフトを使う方法が選べます。専用ソフトを使うと、何と本店移転登記(管轄外)も出来る様です。今回は登記事項証明書が必要なだけなので『かんたん証明書請求』で行います。
まずは申請者IDを登録します。これは1年間利用がないと削除される様で、後で自分で抹消手続きをとる事も可能です。さすがに個人情報の扱いはしっかりしています。

『かんたん証明書請求』が行えるブラウザは Windows は IE のみとなっていました。たぶん Chrome でも動くんだろうとは思いますが、ここは律儀に IE を起動。
余談...昔、自治体の仕事に携わった事がありますが、各ブラウザのテストが厳密で工数も膨大でした。ブラウザを意識しない時代はいつかくるのでしょうかね。

ログイン→証明書請求→オンライン会社検索で、旧管轄で自分の会社を検索すると、閉鎖登記簿となっており、新管轄で検索したら出てきました。無事に本店移転(管轄外)が行われた様です。管轄区などの住所等は旧漢字で表示されるんですね。ダウンロードした xml ファイルを見たら外字として扱っている様です。オンライン会社検索は登記や証明証の請求を行わない人でも役立つ機能です。

ダウンロードしたファイルを選択して請求書に取り込みます。送り先を確認して次へ。書留や速達の指定も可能なんですね。確認して送信。その後『処理状況照会』を見ると、到達通知、お知らせ、納付のボタンが表示されていました。

いざ納付ボタンを押して納付です。直接、窓口へ行くと ¥700 ですが、オンライン申請だと ¥570 なんですね。交通費まで入れたら ¥700 じゃ収まらないですから、お得です。つい、この間までは窓口は ¥1,000 だったのに、どんどん進化してます。

納付は pay-easy(ペイジー) が一番簡単な様です。しかしながら、余計な経費を払いたくないため法人の銀行口座でネットバンキングは利用していません。今回は個人の銀行口座からネットバンキングで納付しました。後は郵送で登記事項証明書(登記簿)が届くのを待つのみです。

今後の事を考えて、法人もネットバンキングを使える様にしておいた方が良いかもしれませんね。銀行まで徒歩20分くらいかかります。

--2012.05.18
80円切手で送れるサイズの封筒に3つ折りされて届きました。時間も経費も節約できました。

--2012.05.24
24日の手続きで、本店移転日が書いてある登記簿が必要になったので、22日の19時頃に旧管轄の閉鎖事項全部証明書を速達で請求し、23日の午前中に納付しました。
法務局が23日中に発送すれば24日の午前中には届く予定です。しかし、24日の夜に届きました。消印を見たら24日でした。1日何をしていたのでしょう?速達指定は、期待しない方が良いかもしれません。やはり急ぎの時は直接取りに行った方が確実です。

--2014.08.22
「申請者情報削除の御確認」というメールが来ました。どうやら1年以上ログインしていなかった様です。削除する前に連絡してくれました。さすがに個人情報の扱いはしっかりしています。30日以内にログインしないと申請者情報は削除されるとの事でした。せっかくなのでログインでまた1年延長です。

■参考リンク
登記・供託オンライン申請システム

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